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IO-DATA LANDISK HDL-A (NAS)のデータを復旧する Part3

IO-DATA社製のHDL-A2.0が突然アクセスできなくなりました。
発生から復旧までの経緯と、復旧方法・復旧手順について記録しています。
本手順で損害等被った場合でも責任は負えません。自己責任でお願いします。

本記事では、復旧に使用した機器についてまとめています。

復旧に必要なもの

NASのHDDを復旧させるために必要だったものをまとめます。

  • 故障したNAS :当たり前ですね。
  • 復旧作業用PC :取り出したHDDを接続して操作を行います。

  ・USB端子に空きがあること
  ・DVDドライブが使用できること
  ・USBメモリからのブートが可能なこと(必須条件ではありません。)

  • SATA-USB接続ケーブル :HDDとPCを接続します。詳細は後ほど。
  • DVD-Rメディア :LinuxシステムをDVDに書き込みます。
  • USBメモリ(8GB以上)(必須条件ではありません。)
  • NAS分解用プラスドライバ


私は今回、STAT-USB接続ケーブルと、USBメモリを購入しました。

SATA-USB接続ケーブルについて

GREEN HOUSE SATA-USB2.0変換アダプタ GH-USHD-SATA

GREEN HOUSE SATA-USB2.0変換アダプタ GH-USHD-SATA

HDDとPC側USB端子を接続するためのケーブルになります。
大きめの専門店では売っているかと思いますが、あまりメジャーなものではありませんので、通販で入手されてもいいかと思います。私は秋葉原を巡回してみました。あるにはありますが、どの店も種類は多くは揃えていない感じでした。
いくつか種類があるのですが、選択するポイントは以下の3つです。

  • 通信速度
  • ディスクサイズ
  • ディスクのインタフェース規格

それぞれ、以下の選択となります。

  • USB2.0対応または、USB3.0対応
  • 2.5インチ対応または、3.5インチ対応または、2.5インチ+3.5インチ両対応
  • SATA対応またはIDE対応または、SATA対応+IDE両対応
USB2.0とUSB3.0について

PC側の端子がUSB3.0に対応している場合はUSB3.0対応のケーブルを選択すると、効果があります。USB2.0の約10倍の速度が出るという規格です。実効速度はそこまで出ないようです。このケーブルを使って、今後も常時PCに接続したままの使い方をされる場合などは速度重視した方がいいかと思います。
私は今回復旧用に一時的にしか使用しませんので、USB2.0対応のものを購入しました。価格はもちろん、USB2.0対応の方が安いです。

HDDのサイズについて

今回の機種のHDDの場合は3.5インチ対応のものが必要です。2.5インチのHDDはノートPC等に多く使われていて、省電力設計となっています。2.5インチだけに対応したケーブルを購入すると、電源アダプタが付属していません。これは、2.5インチHDDが省電力のためUSBからの電源供給で動作するためです。3.5インチHDDの場合は、電力が足りませんので電源アダプタが必要になるわけです。
NASのディスクの場合、多くは3.5インチですので、間違って2.5インチ対応のものを購入されないよう、注意です。

インタフェース規格について

現在の主流はSATAとなっていますが、ひと昔前のディスクはIDE(ATA)でした。
最近のNASに搭載されているHDDは間違いなくSATAですので、IDE専用のケーブルを買ってしまわないようにしましょう。

以上が、ケーブル選択時のポイントになります。

NASの復旧においては、3.5インチ、SATA対応のものを選択すれば間違いないですが、念のため製品仕様は確認のうえ購入しましょう。よくわからなければ、2.5・3.5インチ両対応かつ、IDE・SATA両対応の全部対応ケーブルを購入すれば間違いありません。(^▽^)/


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購入したもの

購入したケーブルの写真を掲載しておきます。
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USBメモリ(TOSHIBA) 16GBで400円台でした。(^▽^)/
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