座椅子のへたり
DIY・修理ネタを一つ。
座椅子って、数年使うとへたりますよね~
買い替えてもいいんですが、まあまあなやつだと
5千円~1万円といったところでしょうか?
それはいいとしても、古い座椅子を粗大ゴミに出さないといけない!
ここで抵抗あるというか、めんどくさっ!ってなります。僕だけ?
今使っているのがこれ
ニトリで2年以上前に買いました。
腰だけではなく、首の部分の角度調整可能、フラットまで倒すことのできる優れものです。
今も販売されているようで、ロングセラー商品のようです。
機能自体は問題ないのですがクッションがへたりパイプが当たるようになり痛くなってきました。
痛いので座椅子の上に座布団を敷くという本末転倒ぶり。
幸い、カバーはしっかりしていて何の問題もありません。
そこで、中のクッションを補強します。
クッションの種類
交換するクッションですが、大きく、
- ウレタンスポンジ
- 低反発ウレタン
- ウレタンチップ
からの選択になります。
それぞれの特長は以下の通りです。
種類 | 耐久性 | クッション性 | 値段 |
---|---|---|---|
ウレタンスポンジ | × | ○ | △ |
低反発ウレタン | △ | ○ | × |
ウレタンチップ | ○ | × | ○ |
普通は、耐久性のあるウレタンチップをベースとしてその上に薄いウレタンスポンジを置きくるむというのが製品では一般的なようです。
ホームセンターに買いに行きました。
通販でも素材売っているのですがやはりこういうものは自分で触ってみないと。
ビバホームにいったのですが、低反発ウレタンとウレタンスポンジがありました。いずれも厚さは5cmです。
ウレタンスポンジだけでは柔らかくクッションにはならないのでオール低反発ウレタンでいくことにします。
大きさは50cm×54cm のものが800円強、
40cm×40cmのものが700円程度でした。
座面と背中部分にそれぞれ50cm×50cmを、ひじ掛けには40cm×40cmを切って使うことにします。
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解体・閲覧注意
さて、カバーを外します。
げっ、これはひどい。
なにかの惨劇かのあとか?
モザイク入れるか?
まっいいか。
どこのスポンジもボロボロです。想像してた以上に。
これでは座って痛いわけです。
ボロボロの成りの果てを全て撤去!
骨組みだけに。
骨組みは頑丈で全く問題ありません。
リニューアル
座面と背中部分にスポンジをおいてみると、あらぴったり。
首部分とひじ掛け部分の大きさに合わせて切断し、置いてみます。
いい感じ。
背中の裏の部分、床にあたる部分のスポンジが足りないため、
古いスポンジをそのまま活用することにしました。
材料はなんとか足りました。
このスポンジの接着ですが、接着剤も考えましたが、スポンジの接着となるとかなり臭いのするものになりそうだったので、
接着剤はやめて、両面テープ(強力なもの)と、グルーガンを使用してみることにしました。
つけてみた結果ですが、グルーガンは難しいです。
部品・パーツの接着や工芸には向いていると思いますが、広い面の接着には向いていません。
溶けだした接着剤が10秒程度で固まってしまうため、塗って押さえて、塗って押さえてを小まめにかつ素早く行う必要があります。
大変です。
両面テープだけでしっかりつきそうだったので、問題はなそうです。
ひととおりのスポンジが固定できました。
完成!!
並行して、洗濯していたカバーをかぶせ、完成です!
(簡単に書いて言いますが、2人ががかりで結構大変でした。)
おお、かなり改善したように思います。
どれだけもつかな~。