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光ファイバー プラモデルでの電飾について Part2

プラモデル等の模型の電飾のひとつに、光ファイバーを使用する方法があります。

今回は、先端の加工について、実験結果(^ー^)をまとめたいと思います。

光ファイバーの特徴

光ファイバーは、先端で受けた光を少ない損失のまま、もう一方の先端に届ける性質となっています。詳しい構造は割愛しますが、先端=断面が発光するというイメージでいいと思います。

 

先端の加工

先端の加工に至った経緯ですが、直径0.35mmの光ファイバーで、電飾製作中だったのですが、点灯したところ、思っていた光量でなかったため、少しでも明るくできないものか、試したくなったのです。

光量をあげるには、他にも

  • 直径の太い光ファイバーを使用する。
  • 光源自体の光量をあげる。

といった方法があります。

これらは確実に明るくなりますが、今回は採用しないつもりです。

なぜって?

新たな部品調達は嫌!^_^;
&太いファイバーは、とりまわしがきつそう。なためです。

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光量アップを目指す!

光ファイバーの先端を広くすることでどう変化するか、実験します。
光ファイバーは比較的低温度で加工できるようです。
身近にあるライターであぶって、加工してみます。

先端を軽くあぶると、球状になります。

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無加工のもの、片方の先端をあぶったもの、両端をあぶったものを数本ずつ作成し、実験(^^♪を行います。

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実験

全ての種類を一斉に点灯させてみます。

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かなり、光量の違いが見えるかと思います。

明るい順から、

両端をあぶったもの>片側をあぶったもの>無加工

という結果になりました。

 

考察・まとめ

光量をアップするために、先端を熱で広げるのは有効なことがわかりました。さらに、光源も加工し、両端加工するとさらに明るくなることがわかりました。

両端加工をする場合、模型に組み込む難易度があがりますので、適用箇所はよく考えましょう。

また、ライターであぶる際は、火に近づけすぎると失敗しますし、瞬間的に形状が変わりますので、何度も練習した方がいいと思います。また、あぶった分が収縮することになりますので、ファイバーの長さをある程度調整できる箇所でないと、難しいかと思います。