9月8日(木)(日本時間)に開催された、『Playstation meeting2016』にて、PS4(Playstation4)の新型モデルが発表されました!
公表された、仕様・価格・発売日についてまとめます。
発表された機種について
発表されたのは、現行モデルの機能・スペックを基本的に踏襲し小型・軽量化が図られた『新型PS4』と、高機能モデルである『PS4 Pro』です。
これまで、『PS4 Pro』は、『NEO』というコードネームで呼ばれていました。
また、小型モデルは、『Slim』とネット上で呼ばれていました。
新型PS4(Slim)
PS4 Pro
見た目、Slimが2段、Proが3段となっています。3段でつい思い出すのは。。
ですね。
本記事では、従来モデルの『CUH-1200』を、『旧モデル』、高機能モデルを『Pro』、小型モデルを『Slim』と略しています。
まずは気になるスペックから比較します。
仕様・スペック
メインプロセッサー CPU
旧モデル | CPU : x86-64 AMD “Jaguar”, 8 cores |
Slim | CPU : x86-64 AMD “Jaguar”, 8 cores |
Pro | CPU : x86-64 AMD “Jaguar”, 8 cores |
CPUについては、公表されている情報レベルでは違いはありませんが、クロック数については高いものに変更されている可能性があります。
メインプロセッサー GPU
旧モデル | 1.84 TFLOPS, AMD next-generation Radeon™ based graphics engine |
Slim | 1.84 TFLOPS, AMD Radeon™ based graphics engine |
Pro | 4.20 TFLOPS, AMD Radeon™ based graphics engine |
Slimについては、旧モデルと同等と読み取れます。
Proがこれまでの機種と異なるのが、まさにこのGPUです。
GPUとは、画像データの処理を専門に行う回路のことで、PCで言うところのグラフィックボードにあたります。
FLOPSは、計算性能を示していて、Proの性能は旧モデルの2倍以上のスペックであることがわかります。
メモリ
旧モデル | GDDR5 8GB |
Slim | GDDR5 8GB |
Pro | GDDR5 8GB |
メモリについては、カタログスペック上は違いありません。
外形寸法
旧モデル | 約 275mm×53mm×305 mm(幅×高×奥) |
Slim | 約 265mm×39mm×288mm(幅×高×奥) |
Pro | 約 295mm×55mm×327mm(幅×高×奥) |
Slimは、旧モデルに比べ文字通りスリムに。ひと回り小さくなっています。
逆に、Proは旧モデルに比べ、幅、高さ、奥行きともひと回り大きくなっています。
主な違いは、GPUだけなのですが、おそらく熱が多く発生するために、吸排気のためのスペースやファンのためにサイズをとる必要があったものと推測されます。
イメージ(Slim-旧モデル-Pro)
質量
旧モデル | 約2.5kg |
Slim | 約2.1kg |
Pro | 約3.3kg |
ドライブ
旧モデル | BD 6倍速CAV DVD 8倍速CAV |
Slim | BD 6倍速CAV DVD 8倍速CAV |
Pro | BD 6倍速CAV DVD 8倍速CAV |
旧モデルから変更はありません。
入出力
旧モデル | USB 3.0×2 、AUXポート×1 |
Slim | USB 3.1×2、AUXポート×1 |
Pro | USB 3.1×3、AUXポート×1 |
USBの規格が3.1にグレードアップしています。
Proは、USBポートが背面に一つ追加になっています。
背面にあることで、PSVRとの接続がしやすくなります。
通信
旧モデル | 1000BASE-T IEEE 802.11 b/g/n Bluetooth 2.1(EDR) |
Slim | 1000BASE-T IEEE 802.11 a/b/g/n/ac Bluetooth 4.0(LE) |
Pro | 1000BASE-T IEEE 802.11 a/b/g/n/ac Bluetooth 4.0(LE) |
無線LANの規格にacが追加されました。
無線LANルーターが対応していればルーターの性能にもよりますが、かなりの高速化が図れます。
Bluetoothの規格がバージョンアップしています。
4.0になることで、省電力化が図られるはずですが、効果は不明です。
9/15に発売されるコントローラーの規格は、Bluetooth Ver2.1のため、コントローラーと本体間は従来通りのVer2.1での通信となります。
電源
旧モデル | AC 100V, 50/60Hz |
Slim | AC 100-240V, 50/60Hz |
Pro | AC 100-240V, 50/60Hz |
200V電源でも動作するようです。
消費電力
旧モデル | 最大230W |
Slim | 最大165W |
Pro | 最大310W |
旧モデルに比べ、Slimは約30%減、逆にProは、約30%増となっています。
消費電力が大きい=発熱量が大きい=ファンによる排気がより必要=動作音が大きくなる
という傾向が一般的にあるため、Proの動作音は要注意だと思われます。
AV出力
旧モデル | HDMI出力端子、光デジタル出力端子 |
Slim | HDMI出力端子(HDR出力対応) |
Pro | HDMI出力端子(HDR出力対応)、光デジタル出力端子 |
Slimは、光デジタル出力端子が無くなりました。
これまで、ホームシアターなどのシステムに光デジタルで接続されていた場合は、買い替え時に要注意です。
Slim、ProのHDMI端子には、HDR出力対応と明記されています。
ただ、旧モデルについてもファームウェアのバージョンアップによって、HDR対応となるようです。
HDRとは、4Kとは異なった高画質技術で、これまでの『解像度』の観点ではなく、明るさ『輝度』をより忠実に再現する技術です。
HDRの効果を得るためには、HDR対応のディスプレイ(テレビ)が必要になります。
価格・発売日
価格 | 発売日 | |
---|---|---|
旧モデル 500GB | 37,778円(税込) | - |
Slim 500GB | 32,378円(税込) | 2016年9月15日 |
Slim 1TB | 37,778円(税込) | 2016年9月15日 |
Pro 1TB | 48,578円(税込) | 2016年11月10日 |
Slimは、旧モデルから5,000円も値下げとなりました。
これまで、購入を控えていた人たちも購買意欲をそそられる価格だと思います。
Slimの1TBモデルを選択すると、旧モデルと全く同じ価格です。
Proの価格については、ネットで事前に予想されていた価格に比べ安いという印象があります。
海外での販売価格ですが、北米では、Slimが299ドル、Proが399ドルと発表されています。
比較すると、日本ではProが高めの価格設定がされていることがわかります。
この点については別記事で触れたいと思います。
実は以前の記事で、
Slimの発売日を9/15~9/17、500GBモデルを税抜で32,980円 と予想していました。
なかなかだと思いません?自画自賛(^▽^)/
次の記事では、Slimを購入すべきか、Proを購入すべきか判断するポイントについて整理したいと思います。
Amazonで予約が開始されました。
新しいハードは、わくわくしますね!
ご参考になれば幸いです。
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