torneを利用している環境でのPS3本体の移行手順をまとめます。
torneで録画した番組を守るためには、ディスク等に書き出すことができないため、PS3本体を新しいものにする必要があります。
仕様なのでしょうがないですね。
準備編
準備するもの
必要なものは、
- 新PS3(新品が理想です。)
- ネットワークケーブル
です。
移行元のPS3での準備
以下を実施します。
- torne予約がないことを確認
- システムアップデート
- トロフィーコレクションサーバーと同期
- 機器認証解除
- インターネットを無効に
- 電源オフ
まずは、数時間以内にtorneでの録画予約がないことを確認しましょう。
できる限り空いている時間帯に移行作業を行いましょう。
システムのアップデートを行い、最新バージョンにしておきます。
トロフィーコレクションは直前にサーバーと同期を取るようにします。
機器認証解除は、『PlayStationNetwork』-『アカウント管理』-『機器認証』から実施します。
インターネットは必ずしも無効にしなくてもいいようですが、無線LANが有効だと不具合が起きるような情報もあります。
念のため、インターネットは無効にしておくと安全かと思います。
移行先のPS3での準備
以下を実施します。
- 新PS3のシステムアップデート
- 新PS3電源オフ
システムアップデートを行うためには、インターネットへの接続が必要です。
そのため、新品のPS3の場合、ネットワークの設定を行う必要があります。
ここまでくれば、2台とも電源が切れている状態かと思います。
ここで配線を行います。
配線など
- 旧PS3のUSB接続機器(torne,torne用外付HDD)を外す。(物理的に。)
- LANケーブルを使って、2台のPS3を直接接続する。
- 映像出力ケーブル接続
PS3に接続しているtorneと外付HDDを外します。ここでは物理的に配線を外すだけでいいです。
設定変更などは行いません。いえ、ここで設定を変更するとうまく移行されず、録画番組が消失しかねません。
あくまで、USB接続ケーブルを外すだけと覚えておきましょう。
2台の映像出力ケーブルをテレビに接続します。
ここまでで準備は完了です。
- 旧PS3の電源オン
- 新PS3の電源オン
2台のPS3の電源を入れます。
移行開始!
- 転送元のPS3™で、『設定』-『本体設定』-『データ転送ユーティリティー』を選ぶ。
- 転送先のPS3™で、『設定』-『本体設定』-『データ転送ユーティリティー』を選ぶ。
画面表示に従って、転送元なのか転送先なのかを選択します。
転送先のPS3は初期化されますので間違えないように。
転送開始まで、若干時間がかかりますが、しばらくすると転送処理の経過状況の画面になります。
気長に待ちましょう。
無事、移行が完了すれば、両方のPS3に『データ転送が完了しました。』と表示されます。
PS3の電源を切ります。
- 旧PS3電源オフ
- 新PS3電源オフ
移行完了後
旧PS3は、フォーマットされずそのままの状態です。新PS3で不具合がないことが確認できれば、初期化しましょう。
もちろんそのままにしておいても問題ありません。
- USB接続機器(torne,torne用外付HDD)を新PS3に接続。
- 新PS3電源オン
- トロフィーコレクションサーバーと同期
- 機器認証登録
外していたtorne、torne用外付けHDDを新PS3に接続します。
特にシステムやtorne等で設定する必要はなく、認識され利用することができます。
準備で行っておいたトロフィー情報の同期と、機器認証を行います。
以上で、PS3本体の移行は完了です。
torneを起動して、録画番組が見れることや、録画予約が可能なことを確認しましょう。
最後に
いかがでしたでしょうか。やや、手間がかかるように見えますが、極端に難しくもありません。
途中で問題がしなければ。。
私が、このデータ転送ユーティリティーを使用して遭遇したエラーについて、次の記事に記載します。。