PS4に拡張機器を接続するためのUSBポート。
2016年9月から展開されているCUH-2000系(通称 PS4 slim)、CUH-7000系 (PS4 Pro)のUSBポートの数と仕様について整理します。
USBポートの数
USBポートの数は、以下の通りです。
機種 | 前面 | 背面 | 合計 |
---|---|---|---|
PS4 slim | 2 | 0 | 2 |
PS4 Pro | 2 | 1 | 3 |
通常のPS4は2つしかUSBポートがありません。
しかも前面のみです。
なぜ、中央付近と右端に間をあけて配置したんでしょう。
特に真ん中の配置はあまりだれも喜ばないような気がします。
USBの用途として、外付HDD接続とコントローラー接続用で2つ使ってしまいます。
また、PSVRを接続する際にも必要になります。
ワイヤレスヘッドセットなども使いたい場合も必要となりUSB個数が不足して困りますね。
USBポートが足りない場合、USB-HUBを検討するかと思いますが、それはこちらの記事にまとめています。
USBの形状と向き
PS4のUSBの特徴ですが、差し込む端子部分はUSB3.0にも関わらず、青い端子ではありません。
向きですが、通常のUSBケーブルを刺す場合、USBマークのある方が上にくる配置になっています。
(一般的な向きです。)
USBポートの規格・注意点
以前のモデルまでは、USB3.0でした。
現行モデルでは、USB3.1となっています。
ただし、USB3.1でもUSB3.1(Gen2)ではなく、USB3.1(Gen1)ですので、USB3.0と性能差はありません。
規格 | 最大データ転送速度 |
---|---|
USB3.0 | 5 Gbit/s |
USB3.1(Gen1) | 5 Gbit/s |
USB3.1(Gen2) | 10 Gbit/s |
無理にUSB3.1対応機器を購入する必要はなく、USB3.0対応機器で十分なのです。
【要注意】
USB3.0は2.4GHz帯と干渉しノイズが発生すると言われています。
無線LAN2.4GHz帯を使用している場合や、Bluetooth機器の接続に影響が出る場合があります。
これらの不具合が発生した場合は、USB3.0の環境を疑ったほうがいいかもしれません。
最後に
とにかく、PS4のUSBが不足がちになりつつあります。
4ポートを持ったPS4発売してもらえないでしょうか。
その際は、前面の端っこに1つ、残り3つは背面に配置をお願いします。>ソニー様