確定申告が近づくと、いつも迷ってしまう、悩んでしまう。
そんなよくある悩みがちなテーマをわかりやすく、スッキリ解説して悩みを吹き飛ばしてしまおうという連載。
今回のテーマは「源泉徴収票について」です。
源泉徴収票を抜かりなく準備して、適正な納税を行いましょう。
読んでいただく、皆さんにためでもあるのですが半分は1年後の未来の自分のためへの備忘録となっています。
この記事にピッタリな方
サラリーマンで副業されている方、会社に副業していることが知られたくない方、副業がアルバイトなどの給与所得では無い方を前提とした記事内容になっています。
今回は特にアフィリエイトを行っている方向けの記事内容になっています。
該当しない方も参考になるかと思います。
源泉徴収とは
源泉徴収とは支払われる報酬からあらかじめ想定の所得税が引かれる仕組みです。
会社員の方の多くはこの仕組みで納税しています。なので、給与以外の所得がない会社員は原則確定申告は不要となります。
二重払い
確定申告申告時に源泉徴収額を申告しないと、どうなるか?
その場合、すでに天引きされている(納税している)にも関わらず、もう一度改めて納税してしまうことになります。
同じ税金を2回も払うことになるんですね。
全く無駄なことになってしまいますので、間違いなく正しく申請しましょう。
アフィリエイトにおける源泉徴収票
まず、サラリーマンの副業として、アフィリエイトを行っている方、会社が発行している源泉徴収票が必要です。
毎年1月くらいには配られていると思います。
あらかじめ、準備しておきましょう。
これを出さないと、本業の給与に対する所得税をもう一度支払うという大変な目にあいます。
Amazonアソシエイトの源泉徴収
Amazonアソシエイトを利用されている方、確定金額に対して振込が少なかったという経験はないでしょうか?
この場合、源泉徴収が行われている可能性があります。
Amazonアソシエイトの『支払い履歴の確認』で表示される明細を確認しましょう。
『Tax Withholding』と表示されていて、マイナス精算されているものはないでしょうか?
実はこの『Tax Withholding』は日本語で、『源泉所得税』なんです。
では毎月源泉徴収されるのかというとNoです。
『12万円』以上の支払いがある場合に、(支払い額−12万円)に対して約10%が徴収されます。
Amazonの源泉徴収票は
では、確定申告に添付が必要なAmazonの源泉徴収票はどのように取得するのでしょうか?
答え、Amazonが発行する源泉徴収票はありません。
別の証明書が発行されませんので、
『支払い履歴の確認」の必要箇所(Tax Withholdingの箇所)を印刷し、添付することになります。
本来、源泉徴収票のしかも原本を添付することとなっていますが、しょうがないです。無いんですから。
すでに納税をしているのですから、胸を張って堂々と張り付けましょう。
源泉徴収を申告することでどれだけトクをするか?
源泉徴収額はすでに支払った税金です。
納税額-源泉徴収額=確定申告で納税する額
になりますので申告しなかった場合に比べて源泉徴収額まるまるトクすることになります。
トクというか、申告しないと、ソンという表現の方がいいかも。
Amazonアソシエイトを利用されている方は、忘れず確認することをおすすめします。