確定申告が近づくと、いつも迷ってしまう、悩んでしまう。
そんなよくある悩みがちなテーマをわかりやすく、スッキリ解説して悩みを吹き飛ばしてしまおうという連載。
今回のテーマは「提出方法と納税方法について」です。
確定申告は、郵送と振替納税が簡単!メリットについても解説します。
読んでいただく、皆さんにためでもあるのですが半分は1年後の未来の自分のためへの備忘録となっています。
皆さん、確定申告の申告書類を作り終えましたか?
お疲れ様でした。あと、もう一歩です。
あと残っている作業は、
- 申告書の提出
- 納付手続き
となります。
それぞれいくつかの方法がありますが、
オススメは、
- 申告書の提出:郵送
- 納付手続き:振替納税
です。
郵送による提出のメリット
税務署に出向く必要がなくなります。
税務署で相談事項が特にない人は郵送で送って、それで完了です。
出向く必要もなければ、列に並ぶ必要もありません。税務署の混雑緩和に協力してあげましょう!
e-Taxを使えば、インターネットでの申告もできます。
できるのですが、使えるようになるための準備がわかりにくく、なんだか手間なんですよね。
郵送なら印刷して封筒に入れて送るだけ!
郵送料は?
申告書類はA4サイズ数枚になります。
折らずに提出するための封筒は、角2(角形2号)サイズになります。
このサイズは定形外郵便となります。
私の申告書類の場合、100g以内だったため、140円でした。
定形外郵便は重量制になっています。
郵便局の窓口に出すのが間違いないです。
郵送の場合の期限
郵送の場合の期限ですが消印が確定申告期限内であれば問題ないです。
期限当日に郵便局窓口に出せればOKです。
ギリギリになったとしても速達で送る必要はありません。
納付手続き
納付手続きには、インターネットバンキング、クレジットカード納付、コンビニ納付、振替納税、窓口納付といろんな方法があります。
インターネットバンキング
インターネットバンキングは、e-Taxが利用できることが前提となります。
e-Taxの壁を越えた人は利用しやすいと思います。
クレジットカード納付
クレジットカード払いも可能で、VISA、Master、JCBなど主要カードの利用可能です。
しかしながらデメリットとして、決済手数料がかかります。
納税額1万円あたり、82円かかります。
う〜ん、納税額がそれなりなら、ちょっと痛く感じるかもしれませんね。
コンビニ納付
お、『コンビニ』納付って身近で簡単だと思いますよね。
そうは簡単にいきません。
税務署で、『コンビニ納付専用のバーコード付納付書』をもらいそれを用いてコンビニで支払う必要があります。
なんだか、便利なんだか不便なんだか。
窓口納付
金融機関又は税務署の窓口で、納付書を添えて納付します。
納付書は金融機関でもらうことができます。
金融機関が近所にある方は利用してもいいと思います。
でも、窓口っていつも混んでるんですよね。
そこで私のオススメは、振替納税です。
振替納税
預貯金の口座から振替によって、納税できます。
公共料金の支払いと同じ仕組みで、あらかじめ税務署に振替依頼書を提出しておく必要があります。
あらかじめと記載しましたが、確定申告時に合わせて依頼書をだせばOKです。
振替納税が他と異なる点は、納付期限(引き落としされる日)が、1ヶ月ほど先になる点です。
2018年の場合は3月15日ですが、引き落とし日は4月20日となっています。
資金繰りがちょうど厳しい方も1ヶ月の猶予ができることになりますので、少し余裕ができます。
1度提出すれば翌年からも自動で引き落としになりますので、翌年以降は依頼書を出す必要はありません。
最後に
確定申告の提出、納付ですがなるべく簡単に済ませたいですよね。
今回ご紹介した、郵送と振替納税は比較的簡単ですので、オススメです。