Sonyのネットワークレコーダーnasne(ナスネ)。
現在販売されている本体は、内蔵ディスクが1TBとなっています。
録画番組が増え、HDD容量が不足した場合も、外付けHDDを増設することで、拡張することができます。
2018年4月現在で、おすすめのHDDをご紹介します。
拡張できるHDDの仕様について
公式に掲載されている接続可能な外付けHDDの仕様は以下の通りです。
- 1台のnasneに追加できるのは、1台のHDDのみ
- USB2.0
- FAT32フォーマット
- 複数パーディションで区切られていないこと
なお、nasne本体内のHDDの換装(容量の大きいディスクへの交換)はできません。
何TBのディスクまで拡張可能なの?
公式ページには、何TBまでのHDDに対応しているのか、記載が見当たりません。
しかしながら、1つの領域で、ファイルシステムがFAT32のフォーマットでないと動作しないという時点で、2TBまでの制約となってしまいます。
ネット上では、3TB以上のディスクでも認識できた記事や情報もあるようですが、動作が不安定なようです。
ファイルが破損等すると復旧は難しく、場合によってはディスクに録画した番組全部が再生不可になってしまいかねません。
とても、精神的ダメージは大きくなると思いますので、安心して使うためには、2TBのディスクを選択すべきです。
最近では、2TBと3TBのディスクの価格差は小さいので、3TBのディスクが使用できないは残念ですが。
もちろん、HDDメーカーで動作確認されているのは、2TBまでのモデルだけとなっています。
TV用HDD?PC用HDD?
外付けHDDですが、TV録画向けのHDD、PC等のデータ保存向けHDDと最近は区別されています。
では、どちらを選択すべきか?TV録画向けHDDとPC用HDDは違いは?
実は、基本的に違いはありません。
特徴として、TV録画用HDDは静音タイプであることが多いです。
HDDメーカーがTVとの接続テストをして動作確認を行っていますが、その中でも、多くの機種との接続確認ができているものが、TV録画用として分類されているようです。
nasneに話を戻すと、nasne側が求めている仕様は、FAT32フォーマットで、USB2.0をサポートしているHDDというだけですので、基本的に多くのHDDで動作するはずです。
PC向けのデータ用HDDでも全く問題ありません。念のため、メーカーホームページや、販売サイトのユーザーレビューなどで確認すれば確実です。
おすすめ機種は
TV録画用として販売されているものは、データ用に比べて割高な価格設定になっていますので、おすすめは一般的なPC向けデータ用HDDです。
中でも、周辺機器メーカーとして代表的なI-O DATA社、BUFFALO社のHDDはコストパフォーマンスに優れています。
2TBの機種となると以下の2機種となります。Amazonではいずれも、2TBで税込みで8千円台(2018年4月現在)です。家電量販店に比べてかなり安価だと思います。
BUFFALO USB3.0 外付けハードディスク PC/家電対応 2TB HD-LC2.0U3/N [フラストレーションフリーパッケージ(FFP)]
- 出版社/メーカー: バッファロー
- 発売日: 2014/09/10
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I-O DATA HDD 外付けハードディスク 2TB PC/テレビ録画/日本製/土日サポート EX-HD2CZ
- 出版社/メーカー: アイ・オー・データ
- 発売日: 2017/05/02
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注意点
nanseにこれらのHDDをそのまま接続しても、認識されません。
最近のHDDは大容量化が図られているため、多くのHDDは出荷時のデフォルトはNTFSファイルフォーマットになっていることが多いです。
前述したように、nasneを接続するためには、ファイルフォーマットをFAT32に変更する必要があります。
HDDメーカーの方からフォーマットユーティリティが提供されていることが多いですので、PCに接続してこれらのユーティリティからフォーマットをしてあげればOKです。
以上、nasneの容量拡張用におすすめな外付けHDDと注意点についてでした。
ご参考になれば幸いです。
- 出版社/メーカー: ソニー・インタラクティブエンタテインメント
- 発売日: 2016/12/08
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