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【2018年】初心者におすすめ天体望遠鏡はコレ

メーカー

天体望遠鏡のメーカーは実は多くありません。日本で最もメジャーなのは、Vixen(ビクセン)です。
国外メーカーではなく、実は日本のメーカーで昭和29年創業の老舗メーカーです。
天体望遠鏡の世界シェアで、トップ3に入っている信頼のおける一流メーカーです。
しかも、会社のモットーが『高機能な製品を低価格で売る』なんです!コストパフォーマンスがいいんです!メーカーについてはVixenさんで間違いないと言えます。安い買い物ではないため、後悔しないためには、メジャーなメーカーの選択をオススメします。

価格帯

天体望遠鏡の価格帯はとても広いです。いわゆる、ピンきりです。

ざっくりいうと、

  • 上級者モデル 数十万~
  • 中級者モデル 十万前後
  • 初心者モデル 数万

というところでしょうか。

この記事では初心者を対象に必要最低限の要件を満たす最も安価な価格帯から選定します。

初心者向けの選定ポイント

『おすすめの天体望遠鏡』で検索すると、屈折がどう、反射がどうとか、倍率がどうとか説明が長々ありますが、難しい説明は抜きにします。
私が選定するポイントは以下の単純なものです。

  • 土星の環が見えること。
  • 大きすぎすかつ、しっかりしていること。
  • 安価なこと。

一つ目のポイントの土星の環が見えることは、子供の頃の経験からきています。自分の目で土星を見た時の感動は、はんぱなかったです。子供たちにも、是非体験してもらいたいです。
月のクレーターもなかなかのものですが、それだけであれば本当に安価なもので、十分です。
この機会に、天体望遠鏡を買ってみよう!と思うのであれば、ぜひ土星が観測できるレベルのものをおすすめしたいです。

二つ目のポイントの大きさですが、大きすぎる・重すぎるとついつい使うのが億劫になってしまいます。手軽に使えて、ある程度の機動性があった方がいいです。
ただ、大きさ・重さがあまりにないと、今度は安定性が欠けてしまいます。安定性は非常に重要で、実際に望遠鏡を覗く際の快適度に影響します。ちょっとした風で振動すると、視界が大きくぶれてしまい、かなり見にくい状況になってしまいます。

したがって、ある程度の安定性がありながらも、適度な大きさ・重さのものを選ぶという難しいポイント=重要なポイントになると思います。

三つ目のポイントの安価なことは、初心者には重要な点です。ただ、あまりにケチりすぎて、使い物にならないと困ります。要件を満たしたうえで、最も安価なものを選びたいところです。

以上が、私の考える選定ポイントです。

繰り返します。選定ポイントは3つです。

土星の輪が見えること。=性能
大きすぎすかつ、しっかりしていること。=大きさと安定性
安価なこと。=要件を満たした安価なもの


 

迷ったらこの一台

まず、Vixen社の望遠鏡のうち、性能面を満たし、安価なモデルを選定すると以下の3機種となります。

Vixen 天体望遠鏡 ポルタIIA80Mf

Vixen 天体望遠鏡 ポルタII経緯台シリーズ ポルタIIA80Mf 39952-9

Vixen 天体望遠鏡 ポルタII経緯台シリーズ ポルタIIA80Mf 39952-9

Vixen 天体望遠鏡 ミニポルタ A70Lf 

Vixen 天体望遠鏡 ミニポルタ A70Lf 屈折式 口径70mm 焦点距離900mm 経緯台式 39941

Vixen 天体望遠鏡 ミニポルタ A70Lf 屈折式 口径70mm 焦点距離900mm 経緯台式 39941

Vixen 天体望遠鏡 スターパル60L



 機種名の60,70,80は、望遠鏡の口径を表していて、大きい数字の方が、大きく光をより集めることになりますので、鮮明度が増します。

性能としては、いずれのモデルでも選定ポイントしていた土星の環は観測可能です。どれだけ鮮明に見えるかが変わってきます。

次に、価格・大きさ・重さ(安定性)について、下表に整理します。 

機種名 価格 大きさ 重さ
ポルタIIA80Mf 42,000円前後 長さ860mm 外径90mm 9.0kg
ミニポルタ A70Lf 25,000円前後 長さ860mm 外径76mm 5.3kg
スターパル60L 19,000円前後 長さ867mm 外径68mm 3.9kg

 

価格・大きさ手軽さ・安定性からバランスがとれている、『ミニポルタA70Lf』がおすすめです。