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一眼レフ センサーのクリーニング ゴミが写るようになったら 【NikonD40】

一眼レフのカメラを長年使っていると、ゴミが写真に写り込むようになってきます。

カメラのクリーニングは、ちょっとむずかしいと思っているあなた。

私もその一人でした。

これまでゴミが写っても、画像修正ソフトで毎回除去作業を行っていました。(今から思えばかなり面倒なことしていたものです。)

そんな私でしたが、今回、重い腰を上げ、セルフクリーニングを行ってみました。

結果、簡単でとても綺麗になりました。

使った道具のご紹介とクリーニング手順をまとめていますので、参考にしてください。

汚れる場所は

撮影した写真にゴミが写り込んでしまう場合、原因として考えられるのは、

  • レンズ
  • 本体側

のいずれかです。

レンズは掃除もしやすいので、レンズが極端に汚れているというケースは少ないのではないでしょう。

本体側で、汚れが写り込んでしまう原因となる箇所は、内部の『センサー』という部品です。

センサーは、『画素センサー』や『イメージセンサー』とも呼ばれています。

受けた光を電気信号に変換する役割を持っています。

このセンサーをクリーニングする方法について解説します。

クリーニング前の状態

まずは、クリーニング前のカメラで、撮影してみた画像がこちら。

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赤丸で囲った箇所にゴミが写り込んでしまっています。

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これはひどい。

レンズの掃除

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まずは、レンズを掃除します。

  • ブロアーを使ってゴミを吹き飛ばします。
  • レンズをクリーニングクロスで拭きます。

レンズのクリーニングでは、レンズペンなどの道具も有名ですが、簡単な汚れであれば『クリーニングクロス』で十分綺麗になります。

今回、ブロアー後、クリーニングクロスで拭いた結果がこちら。

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う〜ん。

掃除前と、ほぼ変わっていません。

ということはレンズ自体はさほど汚れていないということがわかります。

では次に、カメラ本体を掃除します。

本体のブロアー

まずは、レンズを外した状態の本体内部をブロアーをかけホコリを吹き飛ばします。

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この際大切なのは、本体を逆さに持ち、下からブロアーを差し込むことです。

こうすることで、ホコリを下に逃すことができ、さらに、余計なホコリが本体に入ってしまうことを防ぐことができます。

さて、ブロアーをかけた結果はこちら。

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う〜ん。

これも掃除前と、ほぼ変わっていません。

センサーの準備

一眼レフカメラの場合、センサーは通常、ミラーの奥にあり直接見える状態にはなっていません。

レンズを外した状態でブロアーをかけても、吹き飛ばせるのはミラーの汚れだけです。

そこで、このミラーをどけて、センサーを露出させます。

このことをミラーアップ、クリーニングミラーアップと呼びます。

NikonD40の場合、Menuボタンから『セットアップメニュー』選択して、『クリーニングミラーアップ』を選択します。

この後、シャッターを押せば、センサーが見える状態になります。

このようになります。

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センサーのブロアー

この状態で、ブロアーをかけてみます。

かけた結果はこのようになりました。

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なんということでしょう~。

かなり綺麗になりました。

よーく見てみると、右上方と、左下方にちいさな点が写っています。

ここからは、センサーのクリーニングになります。

センサーのクリーニング

センサーのクリーニングは、細心の注意が必要です。

正しい道具を使わないと、汚れがとれないどころか、余計にゴミをつけてしまうことになりかねません。

今回、使用したクリーニングキットはこちら。

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『VSGO APS-Cセンサースワブ+センサークリーナーセット』になります。

『スワブ』と呼ばれる掃除用のスティックと、クリーニングリキッドがセットになった商品です。

スティックは12本入っていて、1本毎にパッケージされています。

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  1. 新しいスワブにクリーナーを2滴ほど垂らします。
  2. やさしく、センサーを撫でます。
  3. 新しいスワブでセンサーについたクリーナー液を拭き取ります。

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うん。簡単。

汚れが多い場合、クリーナーをつけたスワブでのクリーニング、拭き取りを何度か繰り返すことで綺麗になります。

完全に綺麗にするためのコツは、スワブをケチらず、使い回さず、新しいスワブを用いることです。

クリーニング前はこの状態でした。

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クリーニング1回目

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クリーニング2回目

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クリーニング3回目

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ここまで綺麗になりました。


適度な明るさにしてみると、もう殆ど汚れは見えませんね。

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いかがでしょう。


今回の作業前と最終結果を比べるとこうなります。
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これが、


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こうなった。


いかがでしょうか。とっても綺麗になりましたよね。

最後に

センサーのブロアーだけでも効果はありますが、クリーニングを行うとかなり幸せになれます。

クリーニングには、専用のキットを使うことに注意してください。

また精密機器なので、十分注意して作業を行いましょう。

センサーのクリーニングは、そんなに難しくなく、効果は絶大という記事でした。


センサーのクリーニングで使用した道具はこちら。


ブロアー・レンズペンなどがついているお得なセットもあります。

VSGOカメラメンテナンス定番商品 カメラクリーニング9点セット DKL-20

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