タグ・ホイヤーのベルトがある日、外れてしまいました。
止めていた金具のようなものが破損してしまっています。
ネットで調べると、タグ・ホイヤーの修理はとても高額になる模様。
そのため、しばらく使用していませんでした。
ところが、今回とっても安く簡単に修理できることが判明。
早速、修理してみましたので、ご参考になれば。
故障の状況
このように時計の上側のベルトが外れてしまいました。
これはとても素人ではどうにもならない。
そう思っていました。
修理に必要なもの
Amazonで、別の時計のパーツを探していたときに、バネ棒なるものを見つけました。
もしかして、このバネ棒だけ交換できれば直るんじゃね?
よくよく時計を確認すると、破損しているのはこのバネ棒と呼ばれる部品だけのようです。
これは直せる。
バネ棒ですが、色々なサイズがあるようです。
そこで、破損したバネ棒のサイズを調べます。
長さを測ってみると、伸びている状態で約22mm、太さは1.65mm程度のようです。
次に、時計のベルト装着部分の長さを計測します。
約18mmでした。
この部分は、バンド幅、ラグ幅などと呼ばれます。
色々、測定しましたが、バネ棒のサイズは、この装着部分の長さ=バンド幅を指すようです。
購入した部品はこちら
購入した部品はこちら。
『MARUFANG 腕時計 バネ棒 18サイズ 8mm~25mm 各約20本入り』
8mm〜25mmの18種類、それぞれ20本。
なんと、合計360本のバネ棒がセットになっていて、送料込みで300円台でした。
大量の数ですが、修理に必要なのは1本です。(^o^)
このセットを購入するなら、どれか合うでしょうから、バンド幅の測定など行う必要ありませんでしたね。(^o^)
今回使用したサイズ
今回使用したサイズは、18mmのものです。
ラグ幅と同じものを使用すれば良いわけですね。
今回使用したバネ棒の太さは、1.5mmです。
元の正規品のバネ棒が、約1.65mmでしたので、やや細いということになりますが、若干細い分には問題ありません。
修理方法
修理といっても簡単です。
新しいバネ棒をベルトに通して、バネ棒の片方を時計にハメ、もう片方を縮めながら時計に押し込めば完成です。
例えるなら、トイレットペーパーを交換する際に、芯の片方を挿して、押して縮めて、差し込む。
あの要領です。サイズは違いますけどね。
なにか尖ったものがあれば、他の道具は必要ありません。
専用の道具も販売されていますので、うまくいかない場合はそちらを購入してもいいと思います。
また、バネ棒と工具がセットになった商品も販売されています。
修理完了
簡単に修理が完了しました。
こんなに簡単に安く修理できるなら、もっと早くやっておけばよかった。
もちろん、修理店に持っていってもいいですが、部品があればたった数分で修理できます。
自分でメンテナンスしてあげると、より愛着もわきますね。
ところで、修理してみて気づいたのですが、かなり汚れが付着しています。
今度は、セルフクリーニングに挑戦してみたいと思います。