PS5は、PS4のゲームがそのまま遊べるのが魅力です。
では、PS4のゲームの性能はあがるのか興味がありますね。
測定してみた結果、予想を超えるすごい結果でした。
ストレージの種類
PS4のゲームは、内蔵ストレージ、拡張ストレージどちらも利用することが可能です。
PS5専用のゲーム・アプリは、内蔵ストレージにのみインストールが可能です。
(将来的には拡張ストレージの利用もできそうな情報もありますが。)
このため、内蔵ストレージを圧迫しないように、PS4のゲームは拡張ストレージの利用が推奨されています。
拡張ストレージ
拡張ストレージは、HDD、SSDいずれも使用することができます。
公式サポートの情報では、USBハブ経由ではなく、PS5に直接接続する必要があるとのこと。
今回は、2.5インチのSSDをUSB接続して検証を行っています。
検証に使用したSSDはこちら。
シリコンパワー SSD 512GB です。
シリコンパワー SSD 512GB 3D NAND採用 SATA3 6Gb/s 2.5インチ 7mm PS4動作確認済 3年保証 A55シリーズ SP512GBSS3A55S25
- 発売日: 2018/02/15
- メディア: 付属品
2.5インチUSBケースに入れ、PS5 の背面USBポートに接続します。
PS5を横置きにすると、下部にスペースができるのでそこに置くことができます!
検証対象
今回、検証の対象にしたのは、『FF15』と 『Bloodborne』です。
いずれも、ホーム画面からメニューが表示されるまでの時間、マップ移動にかかる時間を測定しています。
FF15については、セーブデータのロードにかかる時間も測定しています。
検証結果(内蔵SSD)
まずは、PS5の内蔵SSDにゲームをインストールして測定しました。
結果は、
FF15起動(メニュー表示まで) | 41秒 |
FF15 セーブデータロード | 30秒 |
FF15 移動 | 31秒 |
Bloodborn起動(メニュー表示まで) | 22秒 |
Bloodborn 移動 | 16秒 |
となりました。
以前、PS4本体の内蔵にSSDを取り付け同様に測定した際の結果は、以下のとおりでした。
FF15起動(メニュー表示まで) | 59秒 |
FF15 セーブデータロード | 36秒 |
FF15 移動 | 38秒 |
Bloodborn起動(メニュー表示まで) | 28秒 |
Bloodborn 移動 | 21秒 |
SSDの機種は異なるので、正確な比較はできていませんが、PS5ではかなり早くなりました。
検証結果(拡張ストレージSSD)
拡張ストレージのSSDにゲームを移動して、測定してみました。
FF15起動(メニュー表示まで) | 41秒 |
FF15 セーブデータロード | 29秒 |
FF15 移動 | 30秒 |
Bloodborn起動(メニュー表示まで) | 22秒 |
Bloodborn 移動 | 16秒 |
わずかな誤差はあるものの、内蔵SSDとほぼ同じ時間となりました。
内蔵SSDの方が断然早いものと思っていましたが予想外です。
逆に言えば、PS5の場合外付のSSDでもPS4に比べ相当な改善が図れるといえます。
結果整理
以上の結果を整理すると下表のとおりです。
対象 | PS4内蔵SSD | PS5内蔵SSD | PS5外付SSD |
FF15起動(メニュー表示まで) | 59秒 | 41秒 | 41秒 |
FF15 セーブデータロード | 36秒 | 30秒 | 29秒 |
FF15 移動 | 38秒 | 31秒 | 30秒 |
Bloodborn起動(メニュー表示まで) | 28秒 | 22秒 | 22秒 |
Bloodborn 移動 | 21秒 | 16秒 | 16秒 |
拡張ストレージをSSDにすればかなり快適にプレイできそうですね。
最後に
SSDの価格ですが、数年前に比べてかなり手頃になってきました。
頻繁にプレイするゲームが5本から10本であれば、1TBのSSDで運用可能ではないでしょうか。
消費する容量はタイトル次第ではありますが。
今回の結果ですが、使用するSSDやゲームタイトルによっては異なる結果になるかもしれません。
ひとつの検証結果として参考にしていただければと思います。