2021年10月、4Kに対応した最新のFireTVデバイス、FireTV Stick 4K Maxが発売されました。
早速購入しましたので、旧FireTVデバイスとの比較や感想、イーサネットアダプタの必要性について言及します。
最後まで読んでから購入してもいいですが、早めの購入おすすめですよ!
旧FireTVからの進化
最も大きな改善点は、
- 性能向上
- リモコンが最新仕様
- wifi6に対応
の3点となります。
まずは、先代になるFireTV Stick 4K と、私がこれまで使用していたFireTV(第二世代)とのスペックを比較します。
スペック比較
表にスペックをまとめています。
Fire TV Stick 4K Max | Fire TV Stick 4K | Fire TV 第2世代 | |
---|---|---|---|
CPU | クアッドコア 1.8GHz | クアッドコア 1.7GHz | デュアルコア最大2GHz+デュアルコア1.573GHz |
GPU | IMG GE9215 750MHz | IMG GE8300 650MHz | PowerVR Rogue GX6250 |
メモリ | 2GB | 1.5GB | 2GB |
ストレージ | 8GB | 8GB | 8GB |
wifi | 802.11a/b/g/n/ac/ax | 802.11a/b/g/n/ac | 802.11a/b/g/n/ac |
イーサネット | オプション10/100M | オプション10/100M | 10/100M |
赤外線(IR)送信 | ○ | ○ | - |
映像出力 | 最大4K@60fps | 最大4K@60fps | 4K 30Hz |
HDR対応 | 対応 | 対応 | 非対応 |
CPU
まずは、CPU。1.7GHzから1.8GHzに向上しています。型番も変更されているため、数字の差以上の性能向上が見られます。Amazon公式ページでは40%の性能向上とのことです。
GPU
GPUについては、Amazonの販売ページでは旧型と同じGPUが記載されていますが(2021/10/10現在)、別の「各種Fire TVデバイスの比較表」のページでは新しい型番のGPU表記がされています。
https://developer.amazon.com/ja/docs/fire-tv/device-specifications-comparison-table.html
こちらが正しければ、GPUについても、性能向上が図られています。
リモコン
私が従来から使用しているFireTVは2017年に購入した2015年モデルなのですが、そこからの進化はリモコンの進化や、HDRやリフレッシュレートの進化など大きく進化しています。
内容物とイーサネットアダプタ
外箱を開封すると、アマゾンのかわいいイラストの箱が現れます。
内容物は、本体・リモコンに加え、HDMI延長ケーブルが付属しています。
テレビの端子位置が接続しにくい場合や、Wifiの電波受信状況の改善のためにこのケーブルを使用すればいいそうです。
延長ケーブルと電源ケーブルを接続するとこのようになります。
次に、オプションとなるイーサネットアダプタです。
端子は、LANポートと電源用のUSB端子となっています。
FireTVと接続するとこのようになります。
FireTVのmicroUSB端子に、イーサネットアダプタを接続して、イーサネットアダプタのmcroUSB端子に電源アダプタを接続することになります。
イーサネットアダプタの必要性
イーサネットアダプタを使用した場合の回線速度を測定しました。
100Mbpsに近い数字が安定して出ています。
自宅の回線は、1Gの光回線なのですが、イーサネットアダプタの仕様が10/100Mなので、100Mを超える速度は出ることはありません。
次に、Wifiでの接続を行ってみました。
自宅には2つの5GHzの無線ルーターがあり、それぞれ接続した結果が下のとおりです。
うーむ。設置場所が1Fと2Fと距離があるためか、受信が安定していないようです。
速度は、100Mbpsを超えてはいます。
今回は、安定しない100M前後のWifiではなく、90M前後を安定して通信できる有線LANで接続することにします。
動画のストリーミング再生には、50Mbpsもあれば十分のようであり、安定しないでフリーズ等してしまう方が動画視聴時には致命的なためです。
リモコンが進化
旧FireTV Stick 4Kに付属していたAlexa対応音声認識リモコン(第2世代)から、アプリボタンが追加になっています。
我が家では、うれしいDAZNボタンが搭載されています。
ホーム画面からDAZNアプリを探して、選択して、起動するという手間を省略して、一発で切り替えることができます。
FireTV第二世代のリモコンと比べるこんな感じ。
テレビの電源、音量を操作できるボタンが追加になっています。
これは便利。これだけでも、FireTV Stick 4K Maxにアップグレードする理由になりますね。
とにかく操作が快適
とにかく、ホーム画面やYoutubeの画面などカーソルの移動や画面表示が爆速です。
カクつき、フリーズなど結構していた旧世代ですが、全くなくなりました。
快適そのものです!
最後に
アプリボタン付きのリモコンが気になっていた人、操作性に不満だった人は、間違いなく買いのおすすめデバイスです。
複数テレビがある方は、増設用にもおすすめです。