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【Keycron】macでの作業におすすめのキーボード 選び方【mac】

macで外付けのキーボード使いたいと思った際のキーボード選びの参考に。

標準のキーボードではなく、ワンランク上のキーボードで作業したいそんな貴方向けに、キーボード、ブランド、メーカーの特徴を整理しながら、最終的に私が選んだキーボードをご紹介します。





キーボードの種類

キーボードの種類は数多くあります。大きくは、キートップの種類キー配列ということになります。
キートップとは、キーボード一つ一つのキーの種類。
キー配列は、US配列なのかJIS配列なのか、キーの数、Windows/Mac用なのか、等となります。
このキートップの種類と、キー配列の組み合わせで、自分にあったものを選ぶということになります。
ここではまず、キーの構造による種別と、キー・キーボードの形状について整理します。

構造の違い

現在主流となっているキーボードの構造は大きく分けると、パンタグラフ、メンブレン、メカニカル、静電容量無接点方式の4つに分けられます。
パンタグラフ、メンブレンキーボードは標準的なキーボードとなり、ステップアップとして欲しくなるのがメカニカルキーボード、仕事柄打鍵数が極端に多い人の選択肢に入ってくるのが、静電容量無接点方式キーボードとなります。

パンタグラフ

パンタグラフは、ノートPCのキーボードをイメージしてください。
薄型のキーボードで、打鍵音は、『ペチペチ』です。
コンパクトであることを引き換えに、しっかりキーを押しているという打鍵感はあまりありません。

メンブレン

デスクトップPCに標準で付いてくるのが、このタイプ。簡単な内部構造のため、コストもかからず、安価なものが多いです。
打鍵音は『カタカタ』。
パンタグラフキーボードに比べて、打鍵感もあり、最近は静音タイプのものもあります。

メカニカル(接点接触型)

『打った』感覚が入力と一致するのが、メカニカルキーボード。
ゲーム用のキーボードではメカニカルキーが好まれる傾向が強いです。高速な入力や、同時に押されたキーを正しく認識する機能を備えたものも多いです。

メカニカルキーボードはゲーミングキーボード以外に、通常作業用のメカニカルキーボードの選択肢も増えてきました。
パンタグラフやメンブレン等の標準のキーボードからワンランク上のキーボードとなると、このメカニカルキーボードとなります。
キー一つ一つにスイッチが組み込まれているため、製造コストが高くなり、価格もメンブレンキーボードに比べて高くなります。
約2倍〜3倍の値段にはなりますが、効率性や快適性などを得られるので、満足度は高いと思います。

キーのスイッチにはバリエーションがあり、主なものには青軸、茶軸、赤軸の3種類があります。

メカニカルキーボードは打鍵音が特徴になりますが、打鍵音が大きいものが青軸、小さいものが赤軸、中間に位置するのが茶軸になります。
青軸は、キーを押したというフィードバックが大きく、逆に赤軸は得られるフィードバックが小さいとも言えます。

静電容量無接点方式

電極が接することなく、一定レベルに近づけば回路が接続され、キーが押されたと認識される仕組みのキーボード。
深く打鍵する必要がないため、軽いタッチで入力をすすめることができて、何時間もキーボードに向き合う方にはおすすめのキーボードとなります。
また、構造上物理的に部品が接触しないため、故障しにくいと言われています。

ここまでで、キーボードの種類と値段、主なメーカーを整理しておきます。

用途別のおすすめ

静かなオフィスで使用するのであれば、メンブレンキーボードが無難。
メカニカルキーボードを使用する場合は、赤軸でないと周囲に迷惑になると思います。
一方で、自宅でのゲーム用キーボードとしては青軸を、自宅で他の作業用ではメカニカルの赤軸をおすすめします。

作業用としてさらに高みを目指すのであれば、無接点方式キーボードですが、高価なためまずはメカニカルキーボードをおすすめしています。


高さの違い

メカニカルキーボードでは、キーの高さの種類があります。
通常のキーに比べて、高さの低い『ロープロファイルキーボード』があります。
キーの高さが低いため、通常のキーに比べて押す距離は短くてすみます。
逆に、打鍵感がうすくなるというデメリットがあります。

キー配列

JIS配列/US配列

キーボードは、US配列と、日本向けのJIS配列の2種類があります。
JIS配列のキーボードは、Windows用だと変換/無変換キー、Mac用だと英数/かなキーがあり、漢字変換した後に確定のために押下するエンターキーのサイズが大きいという特徴があります。
US配列のキーボードは、変換用のキーはなく、エンターキーは小さいです。またキートップにひらがな入力用の表記がありません。
日本で広く販売されているのは、JIS配列キーボードで、利用者もJIS配列キーボードの方が多いです。

キー数の違い

テンキー、ファンクションキーなどすべてのキーを持ったものをフルサイズキーボードと呼びます。
このフルサイズキーボードから、テンキー部分をなくしたキーボードはテンキーレスキーボードと呼ばれています。

さらにファンクションキーや、矢印キーを省略したコンパクトなキーボードもあります。

最近の流行りはコンパクトなテンキーレスキーボードですが、なれていない人は使いづらいというデメリットがあります。

Winsdows用、Mac用、Windows/Mac用

Windowsのみサポートしているキーボード、Mac専用のキーボード、両方で使用できるキーボードがありますので、購入時に確認が必要です。
Windows用キーボードでも、Macで使用できる場合がありますが、別途ソフトウェアでキーの割当が必要になります。

無線/優先

PC本体とキーボードの接続方法には、従来からのUSBケーブルを用いた有線接続、2.4GHzの無線接続、Bluetooth接続があります。

配線が不要で、レシーバーのアダプタも不要な、Bluetoothが人気になっています。
しかしながら、遅延や、一度接続が切れたあとの再接続に時間がかかるBluetoothのデメリットがあり、この点を許容できる必要があります。

配線することに問題がないのであれば、絶対的に有線接続をおすすめします。

その他の機能

これまで紹介した、キーボードの種別以外にも、LED発光するもの、マクロ機能を持っているもの、静音機能を持っているものなど付加されている機能が他にもありますので、総合的な検討が必要になってきます。

キーボードメーカー

数あるメーカー、キーボードの種類から選ぶのは大変ですが、メーカーごとの特徴を簡単に整理します。
個人的な主観的な感想が入っていますので、必ずしもこの通りではないこと、ご了承ください。

エレコム、BUFFALO、サンワサプライ


  • 安価な製品が主力。
  • 家電量販店などで手に入りやすい。
  • いずれも信頼感のある日本メーカー。

入手のしやすさ、日本メーカーということで、おすすめです。
主力は安価なモデルが多く、機能性も十分なものが多いです。
尖った製品ではなく、汎用性が高い製品が多いため、間違いは少ないと思います。

logicool(ロジクール)


  • 幅広いラインアップ
  • 高級モデルのMX、MX MASTERシリーズの人気が高い。
  • 日本メーカーと勘違いしやすいが、スイスのメーカー。
  • 機能性も高いが、MXシリーズの洗練されたデザインも特徴。

YouTuberでのレビューが溢れているキーボード、マウス。
機能性、デザインのバランスがとれていると思います。
価格面はやや割高。でも売れているのは、評判がよいからかもしれません。

ダイヤテック(FILCO)


  • メカニカルキーボードで有名
  • 老舗の日本メーカー。
  • 現在はWindows用製品のみ
  • シンプルなものから、カラフルなデザインのものまで選択肢あり

ダイヤテック?は知らなくても、FILCOは聞いた方も多いのでは。
FILCOはブランド名で、ダイヤテックが会社名です。
メカニカルキーボードを探すとなると選択肢になります。
残念ながら、Mac対応のキーボードはありません。
(OS側でキー割り当てを変更して使用されている方はいらっしゃいます。)

Keycron


  • メカニカルキーボードで有名
  • キーボード愛好家で結成されたキーボードのための会社
  • ミニマルでおしゃれ
  • キー数の違いによる多種の選択肢あり
  • シンプルなのに発光するモデルあり

見た目がとてもおしゃれ。特に主軸のKシリーズはグレーのシンプルデザインに、オレンジキーのワンポイントが秀逸すぎます。
ひと目でKeycronと認識できます。洗練されたミニマルデザインで、落ち着いたメカニカルキーボードを選ぶならこれですね。
落ち着いたデザインながらも、RGB発光するモデルもあり、わくわく感も両立できます。
本社は香港となり、日本ではコペックジャパンが販売していますが、家電量販店でも取り扱いがあります。

Razer


  • ゲーミングデバイスで有名
  • 発光するので派手
  • 高精度、高機能

ゲーミングキーボードの有名メーカーです。
ゲームに要求される応答性と精度に応えます。
耐久性と打鍵感(レスポンス)も備えていて、ゲーミングキーボードは機能面において最高のものだと思います。
高機能な分、価格が高くなるのは納得です。

東プレ(REALFORCE)


  • 高級キーボード
  • プログラマーやライターに人気と言われている
  • キー配列は一般的

作業用キーボードの最高峰としてHHKBと比較されることの多いREALFORCEは東プレという会社のブランドです。
自動車部品メーカーの一製品というのが驚きですが、会社の技術力の高さが生かされているんだと思います。
静電容量無接点方式の代表的なキーボードとして、ファンも多いです。

PFU(HHKB)


  • 高級キーボード
  • コンパクト
  • キー配列は独特

REALFORCEとよく比較される、HHKB(Happy Hacking Keyboard)は、PFUという会社の製品です。
HHKBは、とにかく生産性重視のキーボード。
最小の指の移動にすることで、入力スピードをあげることを極めています。
一方で独特なキー配列や入力方法となるため、慣れが必要だとも言われています。
ブラインドタッチはもちろんのこと、正しいホームポジションからの正しい指の使い方をして初めてこのキーボードのポテンシャルを引き出せると言ってもいいでしょう。
いつも適当に、特に右手を多く使用している筆者の様な人には宝も持ち腐れになる可能性も。

キーボードメーカーとキーボードの特徴

各メーカーの特徴をデザイン性と機能性、販売価格で整理してみました。

機能性よりなのか、デザイン性よりなのかでの個人的な評価であり、どちらか一方だけがよいということではありませんので、ご了承ください。
また、価格については主要製品の価格を、これもざっくり示しています。
メーカーとしてますが、FILCO、REALFORCE、HHKBなどは製品名を記載しています。

価格面では、HHKB、REALFORCEが頭飛び出しています。いずれも静電容量無接点方式で、HHKBは3万円後半、REALFORCEは3万円前半の価格帯です。

次にメカニカルキーボードについては、Razer、logicool、Keycron、FILCOが並びます。
Razerは機能性が高く2〜3万円、logicoolは、1.5〜2万円、Keycronは1.2〜1.5万円、FILCOもおよそ1.2〜1.5万円の価格帯になります。
Razer・logicoolの製品はやや割高、Keycron・FILCOは割安と言えます。

logicoolではメンブレン方式の比較的安価なキーボードも販売されており、円が大きくなっているのが特徴です。

ELECOM、BUFFALOは主力製品はメンブレンやパンタグラフ方式のキーボードとなるため、数千円〜5千円といった価格帯となります。

購入したキーボードとその特徴

最後に、私が検討の末購入したキーボードをご紹介します。

それが、これ。



『KeycronK8(JIS配列 赤軸)』になります。

購入ポイントはこちら。

  • Mac対応のキーボードであること
  • メカニカルキーボード
  • コストパフォーマンスがいい
  • デザイン性が高い
  • RGB発光する
  • 自宅で作業用(not ゲーム)で使用する

これらの条件を満たしたのが、Keycronでした。

この様な条件でお探しの方には、超おすすめのキーボードです。

メカニカルキーボードが初めてという方や、少しおしゃれなキーボードにしたいと考えられている方にピッタリだと思います。

このキーボードの特徴や良い点、お得な購入方法などについては、また別な記事に記載いたします。

以上、macでワンランク上のキーボードを検討する際のポイントやメーカー別の特徴などをご紹介しました。