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パーマネントバーニッシュ【プラスチック製品補修】

プラスチック製品の補修剤として知っている人は知っている、『パーマネントバーニッシュ』をご紹介します。

パーマネントバーニッシュとは

パーマネントバーニッシュは、接着剤でも補修材でもありません。

画材です!

絵画の仕上げ時に、つや消しを施し、表面を保護するための水性ニスです。

乾燥後は、透明で耐水性がある状態になります。

画材なので、一般的なホームセンターには置かれていません。

店頭だと、画材屋さんを探すことになりますので、注意です。

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今回私は、itoyaさんで購入しました。




パーマネントバーニッシュの使い方

ここでご紹介する使い方は、プラスチック製品の補修方法です。

絵画での使用方法ではありません。。

今回修理するのはこちら。

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細かい作業を行う際に使用するヘッドルーペです。


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こちらの赤い丸の箇所、ヒンジと呼ばれる部分ですが、プラスチックでできており、使用するにつれゆるくなってきました。

こういった、プラスチック同士が擦れ合う箇所で摩耗によりゆるくなってしまった箇所を補修する場合に、このパーマネントバーニッシュが使えます。


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いったん、部品を外し、パーマネントバーニッシュを原液のまま塗りつけます。


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最初は写真のように白色をしていますが、乾燥後は透明になります。


たった、これだけで補修完了です。

かなりしまりがよくなりました。

というか、簡単には曲がらないくらいしっかり。でも決して固着してしまっているわけではない絶妙ないい硬さが復活しました。




使用時のコツ

実際、補修で使われたことがある方で、うまくいかない。

思ったより効果がでないという方もいらっしゃるかと思います。

使用する際のコツですが、

  • たっぷりパーマネントバーニッシュを塗布する
  • しっかりパーマネントバーニッシュを乾燥させる

この2点がポイントになるかと思います。

私も、当初少量で試した際や、塗布してある程度乾燥したかと思い動かしてみた際は、パーマネントバーニッシュがポロポロとれてしまい、失敗しました。

完全乾燥だと、1日は触らずそのままにしておいた方が良いかと思います。

最後に

パーマネントバーニッシュを使用したプラスチック製品の補修方法をご紹介しました。

ただ、製品本来の使用法ではありませんので、ご自身の判断で使ってくださいね。