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ちょっぴり幸せになる

誰かに教えたくなるそんな・・・

IO-DATA LANDISK HDL-A (NAS)のデータを復旧する Part4

IO-DATA社製のHDL-A2.0が突然アクセスできなくなりました。
発生から復旧までの経緯と、復旧方法・復旧手順について記録しています。第4弾です。
本手順で損害等被った場合でも責任は負えません。自己責任でお願いします。

必要な機器等の準備を終え、復旧作業に入っていきます。まだ、復旧作業の準備段階ですが。。

今回は、通常Windowsを使用しているPCをLinuxで起動するまでの準備・手順になります。
一例として参考にしてください。

Linuxが必要な理由

前々回くらいの記事で書きましたが、NASはシステムをLinuxで構築されていることが多いです。そのためハードディスクのファイルシステムは、Windowsでは認識されないフォーマットになっています。
そのため、Linuxが動作するマシン(PC)が一時的に必要になります。

Linux起動DVDの作成

Linuxが動作するPCをすでに持っているという方は、すぐにHDD復旧作業に入れますが、多くの方はそんなもの持っていない。(^o^)持っている人はきっと、こんなブログは見ていない!(^▽^)/
LinuxをPCにインストールする必要はなく、DVDに入ったLinuxでPCを起動させることができます。世の中便利になっていますね。
この起動用のDVDを作成する手順をまとめます。
大まかな流れはこのようになります。

  • Linux(KINOPPIX)のダウンロード
  • DVDを作成する

以上。簡単ですね。ただ、私の場合、ほぼ1日かかりました。
KINOPPIXの説明は省略します。Linuxにはいくつか種類があるのですが、そのうちの1つという程度の理解でいいでしょう。

KINOPPIXのダウンロード

インターネットに接続しているPCから、KINOPPIXをダウンロードします。
私は、下記のサイトから、DVDメディアサイズに合った、knoppix_v7.0.2DVD_20120530-20120615.isoをダウンロードしました。
http://ftp.riken.jp/Linux/knoppix/knoppix-jp/iso/
f:id:yamatowwiw:20160608200753p:plain
.sha1というファイルがありますが、これはダウンロードしたファイルを正常にダウンロードできたか、破損等していないかをチェックするためのチェックサムファイルと呼ばれるファイルで、このファイル自体はダウンロードする必要はありません。

ダウンロードするファイルのサイズは4GBありますので、注意してください。
私はここで、つまづきました。復旧用に使用したPCは普段使用しているPCではなく、普段は眠っているWindowsXPの古い環境のままのPC(Sony VAIO VGN-AS34B)を利用したのですが。。
4GBのファイルをダウンロードしたはずなのですが、ごらんください。
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正常終了したはずなのに、なぜか、ファイルサイズが2GBになっています。
調べたところ、IEの問題でした。なんと、IE6だったんですね。。IE6の場合、ダウンロード可能なファイルサイズは2GBなんだと。ここまでかなり時間かかったのに、再度、ダウンロードです。(-_-;)

IEは使えませんので(えっバージョンアップしろ?)、コマンドプロンプトを開き、ftpコマンドで、落としました。
f:id:yamatowwiw:20160607002220j:plain
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無事、ダウンロードできました。皆さんは、最新のブラウザを使って、普通にダウンロードしてください。
なんだかんだで、2時間くらいかかってしまいました。

DVDメディアの作成

つぎに、ダウンロードしたisoファイルをDVDに焼きます。
何年かぶりに使うDVDドライブにこれまた、何年かぶりに使うDVD-Rの空と思われる(^▽^)メディアをセット。
・・・・
・・・・
・・・・
メディアを認識しません。(・・?
普通の映像が入ったDVDを入れてみます。
・・・・
・・
メディアを認識しません。(・・?
はい。またつまづきました。
DVD-ROMも認識しない。これは、もうドライブがへたっているんだと、見切りをつけます。
もう一台の普段使用しているノートPC(Sony VAIO SVE1513AJ)の方を使うことに切り替えました。
DVDは問題なく認識しました。ライティングソフトはVAIOにプレインストールされているCyberLink Power2Goを使用しました。
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・・・
・・・
書けています。
・・・
・・・
書けています。
・・・
はい。エラー発生!!
(・・?
はい。またつまづきました。
数年ぶりに使ったメディアが悪いのかと思い、空のメディアを3回ほど変えましたが、毎回数パーセント進んだところでエラーが発生してしまいます。
よくメッセージ読むと、書き込みエラーではなく、読み込みエラーのようなメッセージが出ていました。
実は、KINOPPIXをダウンロードした旧PCのファイルをネットワーク越しに新PC側で読みこんでDVDに焼いていました。
ネットワーク越しというのが、だめなのか。
そこで、ダウンロードしたファイルをローカルディスク側に持ってきました。
う~ん、このあたりの作業ですが、4GBのデータなので、何をするにもまあまあな時間がかかってしまいます。(-_-;)
ローカルディスクからDVDのライティングを再実行し、ようやくDVDが完成しました!
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この達成感は?まだ準備作業なのに。


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BIOSの設定変更(Sony VAIO VGN-AS34B)

ここで、実は旧PCのドライブの問題がわかりました。デバイスマネージャを見ていたところ、ドライブにCD-ROMドライバは当たっていたのですが、DVDドライバがなぜか外れていました。ドライバを自動検出・割り当てたところ、すんなり認識しました。
そこで、やはり旧PCを使って普及作業をすすめることにしました。
先ほど作成したDVDを使って、PCを起動させるのですが、その前にBIOSの設定を確認します。
VAIOのBIOS設定メニューは、電源ON直後の、VAIOロゴ表示されている最中にF2ボタンを連打します。
BootDevicePriorityを設定する項目があります。
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最も上の第一優先順位にDVDが設定されていますので、このままの設定で問題なさそうです。
DVDドライブにセットし、電源をON。

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おお起動しました。
ペンギンかわいい。

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Linux起動USBメモリの作成

DVDで、Linuxを起動することができましたので、復旧作業にも入れなくはないのですが、DVD起動のLinuxの特徴は、以下のとおりです。

  • 操作するたびにDVDにアクセスする。遅い。(当たり前なのですが)
  • 設定など変更を加えても、再起動するとプレーンな状態に戻ってしまう。(いじっても壊れないという利点もあるのですが)

これらを解決する策として、USBメモリを使うという手があります。DVDではなく、Linuxが起動するUSBメモリを作ります。
これは、簡単で、起動したKNOPPIXからUSBメモリを作成することができます。

USBメモリをPCに差してみます。
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普通にメモリが認識されました。デバイス名は、/media/sdb1になっています。

KNOPPIXのメニューから、『install KNOPPIX to flash disk』というメニューがありますので、選択します。
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USBメモリのファイルシステムは、FAT32となるようです。(実はわざわざ事前にNTFSフォーマットしておいたのですが。。)

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ターゲットのデバイスを間違えないように選択します。sdaは、内蔵HDDなので、間違っても選択しないように!
メディア作成に30分ほどかかったのですが、メディア作成最中にこんな画面が!

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一瞬、ウィルスにやられたかと思いました。(^^;
スクリーンセーバーでした。(^▽^)/

途中で、ユーザが書き込める領域のサイズを聞いてきます。200MB~4GBの間で指定します。
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すなわち、OSのパーティション(4GB)とユーザ領域(MAX4GB)で、8GBのUSBメモリで十分だったということですね。

最後に暗号化する旨のメッセージが出ます。持ち歩くようなものでもないので『いいえ』にしました。
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BIOSの設定変更(Sony VAIO SVE1513AJ)

次に、作成したUSBメモリから起動するようにBIOSの設定を変更します。
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「Removable Dev」が優先順位の2番目にあるので、USBメモリを差したまま、DVDを抜いて、PCを立ち上げます。
・・・・
・・・・
・・・・
はい。WindowsXPが起動しました。
って。。。
何度か設定変更しましたが、USBメモリから起動してくれません。
調べたところ、機器が古くUSBメモリ起動にBIOSが対応していないようです。Σ( ̄ロ ̄lll)

結局またもや新しい方のVAIOを使うことにしました。

新VAIO(SVE1513AJ)の方のBIOSは設定変更が必要でした。
この機種のBIOS設定画面は、電源OFFの状態から、「ASSIST」ボタンという物理ボタンを押すことで、起動することができました。
まず、Bootメニュー内のBootModeを[UEFI]から[Legacy]に変更します。
また、ExternalDeviceBootの値を、[Disabled]から[Enabled]に変更します。
BootPriorityの第一優先順位を[External Device]に変更します。
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以上の設定を終え、再起動!
無事、ペンギンさん起動しました。
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本記事はここまでで、次回、NASの分解、PCとの接続に進んでいきます。