プラモデル等の模型の電飾のひとつに、光ファイバーを使用する方法があります。
今回は、カラー化について考察、実験結果(^ー^)をまとめたいと思います。
光ファイバーの色について
光ファイバー自体は、透明です。光源のLEDの色のまま先端が発色します。
赤や青などの色のついた発光をさせるには、以下の2種類の方法となります。
- 赤や青など色のついたLEDを使用する。
- 発光部分となる先端を着色する。
前者の場合、色の種類数分LEDを使用することになり、スペース・とりまわしが難しくなります。また、微妙な色合いは出せまん。
後者の場合、必要なのは白のLED一つだけで、同時に複数の色を作ることができます。塗料を通した明かりになる分、光量は落ちることになります。
以降は、後者の方法についての説明となります。
先端を着色するには
先端の着色には、プラモデル用の塗料を使用します。光を通す必要があるため、透過性のあるクリアー系の塗料となります。今回は、以下の塗料で比較実験してみました。
- 水性ホビーカラー クリアーレッド
- ガイアカラー クリアーレッド
使用した光ファイバーは下記記事の0.35mmのものです。
LEDは以下のものを使用しています。
LED 3mm LED 2800~5600mcd UW3804X
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比較実験
2種類の塗料について、塗る回数を変え実験(^▽^)してみます。
用意したのは、以下の6パターンです。
- 水性ホビーカラー 1回塗り
- 水性ホビーカラー 2回塗り
- 水性ホビーカラー 3回塗り
- ガイアカラー 1回塗り
- ガイアカラー 2回塗り
- ガイアカラー 3回塗り
一斉に光らせてみます。
見た目通りの撮影はなかなかできていませんが、かなり色にばらつきがあるのはわかってもらえるかと思います。
右から順に水性ホビーカラー1回塗り、2回塗り、3回塗りです。
なぜか、2回塗りの方が3回塗りより濃く発光しています。3回目の塗装の際に、失敗したのかもしれません。全体的にピンク系に発行しているように感じます。
こちらは、ガイアカラーで、右から1回塗り、2回塗り、3回塗りです。
塗るにしたがって、ピンク→オレンジ→赤というように変化していて綺麗に発色しているように思います。
実験結果とまとめ
光ファイバーでの使用では、濃い色を表現する場合には、ガイアカラーの方がいい発色をするように感じました。
塗装回数によって、かなり印象が変わりますので、塗装と点灯テストを繰り返し、確認しながら微調整するのが良いと思います。