PSVRのレンズの掃除方法です。
レンズの掃除に適していると思われるセーム皮を購入しましたので、効果がいかほどか検証します。
PSVRのレンズの特徴
PSVRのレンズの特徴は以下のとおりです。
- 平面ではなく、曲面
- 素材はガラスではなくプラスチックレンズ
- 装着すると曇りやすい
曲面ですので、保護フィルムを貼るようなことはできません。
素材がガラスではなく、プラスチックなのであまり雑に掃除すると傷つくおそれがあります。
閉鎖された空間のため曇りがちです。汚れがあればあるほど曇りやすくなります。
表面をきれいにすることで、曇り防止にもつながります。
公式で推奨されている清掃方法は、
’レンズ専用の乾いた柔らかい布でふいてください。’
となっています。
水やアルコール・ベンジンなど、水分や溶剤などの使用は止めた方がいいですね。
公式の情報どおり、メガネ拭きで試したいと思います。
セーム皮
セーム皮とは、メガネ拭きで代表的な素材です。
鹿やカモシカなどの皮をなめしたものがセーム皮と呼ばれています。
セーム皮は、
- 貴金属類
- 時計・メガネ
- 液晶画面
- カメラ
などの磨き上げ・拭き上げに適しています。
クリームや液状クリーナーなどを使用せず、セーム皮で拭くだけでキレイになるというのがポイントです。
キョンセーム
今回購入したのは、株式会社春日の『キョンセームクロス』です。
キョンとは、シカの一種で、中国に多くみられます。
詳しくは、『八丈島のきょん』で検索してください。(^▽^)/
セーム皮の中でも、キョンセームは最高級に位置付けられています。
販売元の株式会社春日は、奈良県の会社ですので、奈良公園のあの鹿か?とも思いましたが、キョンは奈良にはいないと思いますので、輸入物でしょうか。
Amazonでセーム皮を検索すると、この製品はかなり上位に表示されます。
ベストセラー製品となっていて、★も、4.5と評価も非常に高いため、実績・評判ともに間違いない製品だと思います。
- 出版社/メーカー: KASUGA
- メディア: エレクトロニクス
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パッケージと内容
購入した際は、外から見る限りは非常にあっさりした包装、ちょっと古めのデザインのため、
えっ?これで1,000円以上なの?と思いました。
封を開けると中は、製品のセーム皮が丁寧に薄紙で挟まれいます。また、説明書もしっかり内側に記載されています。急に高級感というか、本物感を感じることができました。
説明は、パッケージの裏面・内側面だけでは足りないのか、さらに別紙で説明されています。
商品をいかに正しく使ってもらうか、いかに長く愛用品として使ってもらうかを熱い情熱で説明されているように感じました。
かなり好感がもてる商品です。
面白かったのは、商品の初期状態では、性能が90%しかでないとのことです。正しく使い込むことで、なんと100%どころか110%、120%の性能が発揮されるとのことです。120%って。すごいですね。
長く使えば使うほど性能が出ると言えるのは、商品にかなり自信を持たれている証拠だと思います。
PSVRのレンズで試した結果
PSVRの前面についているレンズをクリーニングしてみます。
使用前
近くで見ると、油分でしょうか。汚れているのがよくわかります。
使用後
キョンセームを使って、拭き取りを行いました。
その結果、
どうでしょうか。かなりクリアになりました!
スマートフォン液晶画面のクリーニング
スマートフォン(Xperia)の液晶画面も試しに拭き取ってみました。
使用前
斜めからライトを当てると、かなり指紋などで汚れがついています。
普段使用している分にはそんなに気づかないんですけどね。
では、キョンセームで拭いてみます。
どうでしょう。ピカピカの艶々になりました。
普通の布では、拭くと油分が広がってしまうだけなのですが、キョンセームを使うと、何度か往復するうちに皮が油分や汚れを吸収してくれているようです。
最後に
PSVRのレンズは簡単に交換できるパーツとはなっていませんので、大事に使っていきましょう。
お手入れ方法を間違って台無しにしてしまっては本末転倒なので、いい製品で清掃することをオススメします。