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30秒でわかる 倍速液晶 ザックリ解説

テレビ選びの際に気になるワード『倍速液晶』について説明したいと思います。
あまり、専門的ことは語らず、ザックリと説明します。

倍速液晶とは

まず、フレームの話から。

フレームとは1枚の写真だと思ってください。
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テレビ放送では、1秒間に60フレームの画像を連続で表示することで、自然な動画として見ることができるようになっています。

ブラウン菅の時代は問題がありませんでしたが、液晶テレビの特性として、1秒間に60フレーム表示では残像感が出てしまう結果となってしまいました。

そのため、標準だった1秒間60フレームではなく、1秒間に120フレームを表示することで、スムーズな表示ができるようになりました。
この1秒間に120フレーム表示できる液晶が倍速液晶と呼ばれます。

これにより、同じ映像が表示されている時間が短くなります。
その結果、残像感が少なくなり、特に早い動きの表現も違和感なく見れるようになりました。

デメリットは

いいことしか無いよう思われそうですが、1点デメリットがあります。
それは、
- 遅延が発生する場合がある。
です。

倍速なのに遅延?と思われるかもしれません。

倍速という表現がそもそも紛らわしいのですが、120フレームを表示するために画像処理エンジンが頑張ります。
頑張って処理をするため時間がかかり瞬時に表示することができなくなります。

処理時間がかかり表示されるまで時間がかかる。
このことは遅延と呼ばれます。

影響があるのがゲームです。
操作内容が画面表示されるまでに若干時間がかかることになり、影響してしまう可能性があります。

ただし、回避策もあり、ゲームモードを選択できる液晶テレビや、倍速表示処理を停止できる場合もあります。
倍速液晶だったからといって、問題になることはありません。

結論

大きいサイズの液晶テレビや、4Kテレビなど高精細になればなるほど、残像は気になってしまいます。
4倍速まではいかないまでも、2倍速液晶を選んでおきましょう。

最後に

わかりやすくするため、ザックリ説明です。
厳密にいうと違ったり、例外もあるのですがそこはご容赦ください。