廊下と洗面所の電球が切れたため、LED電球を購入しました。
元のクリプトン電球を外し、LED(E17口金)に交換したところ、点かない。
別のソケットだと、問題なく点灯したので、LEDとソケットの相性が悪いようです。
結果、無事、点くようになりましたので、対応方法をご紹介したいと思います。
購入したのは、『三菱ケミカルメディア Verbatim LED』。
三菱ケミカルメディア Verbatim LED電球2個セット E17 60W形相当 昼光色 (広配光/定格寿命40000時間/密閉器具対応) LDA6D-E17-G/LCV1X2
- 出版社/メーカー: 三菱ケミカルメディア(Mitsubishi Chemical Media)
- 発売日: 2019/01/24
- メディア: ホーム&キッチン
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密閉型器具対応、断熱材施工器具対応と書かれていて、仕様上は問題なさそうです。
ただ、取り付けても奥にはまらない感じがしていました。
取り外して、これまでの電球と比べてみます。
E17口金というサイズはもちろん同じなので、電極部分のサイズは同じです。
下記の赤丸部分の出っ張りが、ソケットと干渉して少し削れています。
点かない原因は、LEDの根本部分がソケットにあたってしまって、電極にLEDが届いていないことが原因とわかりました。
ソケットはこの写真のように、出っ張りがあるタイプです。
このソケットの出っ張りと、LEDの出っ張りがぶつかってるんですね。
対処方法
対処方法は、4つほどあります。
① LED電球の根本を加工し、細くする。
② ソケット側の干渉している部分を削る。
③ 電球のプラグ側をハンダなどで少し長くする。
④ ソケット側の電極を前(LED側)に倒す。
③、④は、電気が関わる箇所なので、自身のある方でないと少し厳しいですね。
参考までにソケット内はこのようになっています。
特にソケットの内の電極を直接触るのは危険が伴います。
①のLED電球加工を行ってみます。
LEDを切削してみた
LEDの切削といっても、外側を削るだけです。
硬いので、リューターを使って削ります。
1分もあれば、こんな感じで簡単に削れます。
さて、ソケットに挿してみます。
し〜ん。
まだ、LEDとソケットが干渉しているようです。
ソケット側を加工してみる
ソケット側の出っ張りを切り落とします。
写真の赤丸部分をニッパーでバキッと切り落としました。
といっても、切り落としたのは先端の少しだけ。
極少量です。
スイッチオン。
無事、点灯しました。
もう1箇所も
もう1箇所も、同じ作業を行います。
その前に、どこまで削ればいいのか、成功したLEDであたりをつけます。
このように、マスキングテープをした状態でも点灯しましたので、ここまで削れば十分なことがわかります。
もうひとつのLEDは、このくらい削りました。
同様に、ソケットの両端の出っ張りを少しだけ切り落とします。
はい、点灯。
最後に
コツをつかめば簡単。
電球・ソケットは5分もあれば加工できます。
ソケット加工時は、切り飛ばした破片が目に入らないよう、メガネなど着用しましょう。
LEDやソケットの形状によっては、これらの方法も使えないこともあります。
これらの方法は個人の責任で行ってください。
もちろん、一番安全で間違いないのは、干渉しないサイズ・形状のLEDを購入しなおすことです。
私の家のソケットに干渉しない実績のあるLEDも下記にご紹介しておきます。
アイリスオーヤマ 調光器非対応LED電球 (全光束440lm/電球色相当・口金E17/2個入) LDA4L-G-E1742BK 【ビックカメラグループオリジナル】
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リューターは1台あるとなにかと便利です。
ビットがセットになっている物を選べばすぐに使用することができます。
プロクソン(PROXXON) ミニルーターセット No.28512-SK
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